こんにちは。 フィードフォース ボドゲ部 id:kano-e です。
去年の Advente Calendar 記事では、1 年間で遊んだ記事をひたすら羅列したのですが、今年はちょっと趣を変えてボドゲ棚から自宅へ持ち帰ったゲームについて言及しようと思います。
というわけで、この記事は Feedforce Advent Calendar 2019 4 日目の記事です。
昨日の記事は、人事のなべはるさんの「幻影旅団のチームマネジメントのすばらしさとそれでも鎖野郎に半壊させられた理由を考察する」です。
予告通りの「チームビルディングに関する真面目なはなし」でしたね。
- なんで「持ち帰ったボドゲ」の話を?
- アセンション〜「神を屠りし者」の伝承〜
- センチュリー:スパイスロード / センチュリー:イースターワンダーズ
- ハピエストタウン
- アリスアセンブル
- たたらばと森
- 他にもいっぱいあるけど
なんで「持ち帰ったボドゲ」の話を?
フィードフォース ボドゲ部は、会社スペースに勝手に棚を持ち込みボドゲ棚として勝手に会社スペースにボドゲを置かせてもらってます。
その棚の成長の様子は、 一昨年のふりかえり記事 や去年の記事末尾にもチラと書いてあります。
去年の記事にも書いたのですが、スペースの都合でこれ以上の棚拡張は難しく、現在棚に置けるボドゲは大小合わせて 180 くらいが限界ではないかと思います。
当然、ボドゲは本と同じく何かにつけ増殖するので、棚が溢れてきたら整理をして、その際にいくつかのボドゲを泣く泣く自宅に持ち帰ったりしています。
でも、持ち帰ったボドゲも遊びたくないボドゲではないんですよ。遊びたいんですよ。スペースの都合で仕方なく持って帰ってるだけなんですよ。
そして、持ち帰ったボドゲについても、参加者の希望があればまた会社に持ってきたり、その時々で入れ替わりが発生しています。
というわけで、持ち帰ったボドゲを紹介することで、「そういえば前遊んだけどまた遊びたいなあ」とか「こんなゲームもあったんだ」とか「このゲーム遊んでみたいなあ」とか、そういう気持ちになってもらうのがこの記事の目的です。
参考資料はフィードフォースのボドゲリストです。
ここからいくつかピックアップして紹介します。
アセンション〜「神を屠りし者」の伝承〜
アセンション。拡張第一弾の「堕ちたる者の帰還」も込みです。
ドミニオンのようなデッキ構築カードゲームです。
お金に相当する「ルーン」と、攻撃に使う「パワー」が別々に存在します。 中央のカード置き場のカードには、ヒーローとコンストラクト・モンスターの種類があり、ヒーローとコンストラクトはルーンを使って獲得可能。獲得したヒーローとコンストラクトは、次に手札にきたらルーンやパワーを産み出したり、他にも便利な効果が発生したりします。 モンスターはパワーを使って虚空に送ることが可能。モンスターを虚空に送ると勝利点やボーナスが発生します。
ヒーローやコンストラクトにも勝利点があり、それらはゲームの最後にデッキ内の勝利点を合計して自分の勝利点に加えることができます。
カードの獲得やモンスターの虚空送りは、自分の手番中、コストが支払える限り何度でも実行可能。 場のカードは全部 1 つのデッキから排出されるため、ランダム要素がかなり強く、思うようにデッキ構築できないこともあり、そういう点では運要素はかなり強めになってます。
せっかく高パワーを出せるのに、場にモンスターが全然出ない、なんてことも起こりうる。
ゲームバランスの大味さが割と好きなゲームなんですが、ドミニオンの第二版が出始めたこともあって、今ならドミニオンの方を遊ぶかなという気持ちがあり、その頃の個人的な興味がデッキ構築以外に向いてたこともあって、一回持って帰ろうかなと思った次第です。
センチュリー:スパイスロード / センチュリー:イースターワンダーズ
センチュリー 3 部作の 1 作目と 2 作目です。
3 作目はボドゲ棚に置いてあります。
3 部作なので 3 つ並べたいとか、組み合わせて遊ぶこともできるので、それも試したいとか思ったりもしたのですが、 3 つあると場所をとるんですよね。 スペースを開けるために仕方なく持って帰りました。
ちなみに 3 作目のニューワールドですが、体調不良と被ったりして実はまだ遊んでいません。誰か遊んでください。
センチュリー: ゴーレムを買うかどうかは悩み中。
コンポーネントはとても可愛いのですが、他の欲しいゲームを買っているうちにズルズルと買わずにここまできてしまいました。
ハピエストタウン
1 回会社で遊んで、その後持って帰ったのですが、また持ってこようかなと思ってます。
ホッパーエンターテイメント ハピエストタウン カードゲーム HHT-BP
- 発売日: 2018/12/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
のんびりと優しい雰囲気の拡大再生産ゲーム。
子供と一緒に遊ぶことを想定したゲームとのことで、カードの雰囲気が可愛いのもそうですが、自分の手番の最初に欲しいお店や買えるお店がない時は場のカードの入れ替えができたり、入ってくるお金の計算しやすさなど、子供が嫌になりにくいような細やかな配慮が行き届いている印象です。
点数計算も、基本ルールは掛け算ですが、掛け算をまだ習ってない子の場合は足し算で遊べるようになってます。
「お金を使って買い物をして」「それでさらにお金が増えて」「人口や幸福度を増やして得点を増やす」というゲームの面白さがシンプルにまとまった作品です。
雰囲気の良いゲームなのですが、会社のボドゲ棚じゃなくても良いかなと持って帰ってました。でも、こういう雰囲気のゲームがあっても良いかもな、と最近は思ったりしています。
アリスアセンブル
空理計画 さんのカードゲーム。
パズルっぽいゲームで、カードに固有の歯車をうまく組み合わせて点数が高くなるように配置するゲームです。
空理計画さんのゲームは、コンポーネントの雰囲気や世界観が好きで買っていて、息子と一緒に「これカッコイイよね」って言い合ってます。アリスアセンブルも、息子と遊ぶために買ったようなところがあるので、持って帰ってそのままになっていました。
アリスアセンブルは機械の少女のデザインや設定が良くて、カードを並べて息子と一緒に「この系統の機械はさー」とか「色がさー」などと言い合ってました。
作者の方がそのゲームデザインについて言及した記事も楽しかったです。
同じ作者の作品である、かくされた部屋や箱庭の国も、コンポーネントがめちゃくちゃ好みです。
たたらばと森
木を植えて森の成長を待ち、成長した木を伐採して製鉄を行うゲーム。
木の成長速度は木の種類でも違い、また伐採した時にお金になるか木材になるかも種類によって違うので、この木をここに植えてこっちにこの木を植えて、そしたらこっちの木を伐採して、そうすると木材が欲しくなるはずだから先にこっちの木を植えて……と先を見据えて森を育てていくことが求められます。
森が成長しすぎると、扱いにくい木ばっかりになってしまうので、適度に伐採して扱いやすくしておくことも大事です。 成長しすぎてブナの木ばかりになると、伐採もできずに人の立ち入りができない森になってしまう。
森が成長していくのを待つ雰囲気が好きなゲームです。
同じように木を増やしていく光合成というゲームがあり、箱の大きさも同じくらいで、どちらを持ち帰るか悩んだ結果、たたらばと森を持ち帰りました。 そのうち入れ替えるかも。
BLUE ORANGE GAMES Photosynthesis Strategy Board Game
- 発売日: 2017/08/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
光合成は、自分の木が日光をできるだけ浴びるように配置し、育った木からタネを飛ばして木を増やし、最後に枯れることで点数になるという、こちらも独特な雰囲気のゲームです。
他にもいっぱいあるけど
今日はこのくらいで。
フィードフォース ボドゲ部は毎週水曜日の夜に遊んでいます。
ここで紹介した持ち帰ったゲームも、希望があればまた持ってきますので、気になるゲームがあれば Twitter アカウント @ff_boardgame までご連絡ください。
また、これは個人の活動ですが、ボドゲ紹介アドベントカレンダーで、今年ボドゲ棚に増えたボドゲのひとつ、パズルストライクの紹介をしています。 よろしければそちらもぜひご覧ください。
さて、明日 5 日は id:masutaka の「月末に起動したいバッチを sidekiq-cron で指定し、healthchecks.io で監視する」記事に見せかけた iHerb の紹介記事です。
月末指定はずっとやりたいと思ってたのですが、思ったよりあっさり解決したので助かりました。